ピコプレミアムとは
ピコプレミアムはピコレーザーを用いた施術です。ピコレーザーにはピコトーニング、ピコスポット、ピコフラクショナルの3種類のモードがございますが、これらを使い分けることによりさまざまな肌のお悩みに効率的に対応させていただくことが可能です。
ピコトーニングではぼんやりとしたシミや肌全体のくすみに、ピコスポットでは境界がはっきりした濃い目のシミやそばかすに、ピコフラクショナルではニキビ跡のような肌の凹凸にへの効果が期待されます。一度の施術でさまざまなお悩みに対処できるため、何度も通院するのが難しい方にもおすすめです。
料金表
ピコプレミアム
- 1回
- ¥132,000
特徴
ピコプレミアムは、従来のようなナノ秒レーザーよりも、さらに短いパルス幅のピコ秒のレーザーを用いた施術です。ナノレーザーが10億分の1秒に対し、ピコレーザーは1兆分の1秒と1000倍短いため、メラニン色素をより細かく砕くことや、周辺組織へのダメージにもさらに配慮された施術が可能とな理ます。
ピコプレミアムで行なう3種類のモードには、以下の特徴があります。
- ▼ピコトーニング
出力の弱いピコレーザーを肌の広い範囲に均一に照射するモードです。メラニン色素がある部分にピコレーザーが反応するため、ぼんやりとしたシミやくすみなどの治療が可能です。出力が穏やかなため何度か受けていただいて、少しずつ効果を実感していただくモードになります。
- ▼ピコスポット
ピコレーザーをピンポイントで照射するモードで、はっきりとした濃いシミやそばかすをケアしたい方におすすめの方法です。ADM(Acquired Dermal Melanosis)と呼ばれている後天性真皮メラノサイトーシスや、アザなどの治療にも使用されますが、肝斑の治療には向きません 。
- ▼ピコフラクショナル
高密度にしたピコレーザーをニキビ跡などの凹凸がある部分に照射するモードです。皮膚の内部に空胞を作ることにより、その空胞の部分にコラーゲンやエラスチンを産生させることによって凹凸を改善させます。
ダウンタイム
施術直後には、ピコトーニングによって一時的に発赤、チクチクやヒリヒリ感が生じる場合がございます。
ピコスポットによって、施術から数時間で発赤や膨疹、施術の翌日~2週間あたりは一時的な色調の変化やかさぶた、2週後からは軽微な赤みや色調が残ること、施術の4週後から数か月にかけて炎症後色素沈着が起こる場合がございます。
ピコフラクショナルを使用した場合には、翌日~長くて1週間ほどはニキビのような赤みや点状出血が起こることがありますが、いずれも時間が経つにつれて改善することが多いです。
メイクは、赤みや違和感がなければ照射部位以外は当日から可能です。
照射後に保護テープが必要になった時や、かさぶたができた場合は、取れてからメイクが可能です。
洗顔・シャワー・入浴は当日から可能ですが、施術部位に摩擦などの力が加わらないよう、気をつけていただく必要がございます。
照射後は紫外線の影響を受けやすい状態となっているため、UV対策や保湿を徹底する必要がございます。
注意事項・副作用など
効果の感じ方には個人差があるため、場合によっては複数回の施術をご案内する場合がございます。
- ▼以下に該当する方はピコプレミアムを受けられない場合がございます。
- ・妊娠中または授乳中の方
- ・照射部位に強い日焼けをしている方
- ・肌が弱く肌荒れをしやすい方
- ・施術部位に皮膚疾患や皮膚感染症、肝斑がある方
- ・真性ケロイドやケロイド体質の場合
- ・膠原病などの自己免疫疾患の既往、てんかん発作の既往、重症の糖尿病や高血圧、心疾患がある方
- ・アトピー体質の方
- ・光線過敏症の方
- ・光感受性を高める薬を使用中の方(「光線過敏症」の副作用があるお薬を使用中の方)
- ・治療部位に金属の糸を入れている方
- ・ステロイドや金製剤を使用中の方
- ▼副作用・リスク
- ・発赤、赤み
- ・痂皮(かさぶた)
- ・膨疹
- ・腫れ
- ・ヒリヒリ感、チクチク感
- ・軽度の出血
- ・内出血
- ・アザ
- ・やけど
- ・痒み
- ・発疹
- ・瘢痕
- ・色素沈着
- ・色素脱失
- ・白斑
- ・肝斑の増悪
- ・毛嚢炎
上記以外の体質や持病をお持ちの方、副作用が起こった場合は、担当医までご相談下さい。